体内環境における酸素不足
利便性を追求する現代社会において私たちは慢性の運動不足になりがちです。便利な生活の恩恵を受ける代わりに私たちの体内環境は運動不足、さらに食事、睡眠や生活の乱れ、複雑化した現代社会のストレス、食品添加物の解毒負荷の増大などにより心肺機能が低下し、生命維持に最も大事な“酸素”を取り込みにくい身体になることにより、血行も悪くなり酸素や栄養の供給が私たちの体内では十分にはされてはおりません。

身近な環境における酸素濃度
酸素濃度
街中 21.0％
満員電車 20.2％
車中 19.2％
ｶﾗｵｹﾙｰﾑ 18.5%
3LDK一般家屋において、換気ができている状態 21.0％
窓を閉め、ＡＣをつけた10分後 20.3％
その部屋で３人が過ごす１時間後 18.0％
キッチンで換気扇を止めてガスコンロ３個使用 18.0％
ガスコンロ真上 12.0％

住居の環境としても機密性の高い家屋が多くなったため、こまめに換気を行わないと家中が酸素不足なりやすい状態となっておりますのでご注意を！

地球環境
地球の大気の酸素濃度は現在20.9％。100年前は24.0％。
大気汚染、海洋汚染や森林伐採などによる環境破壊が原因であるといわれております。

酸素不足になると

酸素濃度低下による症状
酸素濃度が20％で手足のしびれが出る人も…19％で息苦しくなり、動悸、息切れやめまいなども…18％で安全の限界、体内機能の低下。酸素マスク必要。

慢性酸素不足による症状
■集中力がなく、物忘れが多い
私たちの脳は酸素消費量全体の20〜25％を消費しているといわれております。脳の細胞が酸素不足で慢性疲労していると集中力や記憶力にも影響がでてくるので注意散漫になり、物忘れが多くなったりします。また脳の酸欠は地方の原因にもなるといわれているそうです。
■視力が悪くなる
眼の筋肉細胞が酸素不足だと眼球のピント調節などに影響し見えにくくなる。
■脂肪が減りにくく、痩せにくい
酸素不足だと脂肪分解酵素などの働きが悪くなるため脂肪が減りにくく、ダイエットなどをしても痩せにくい身体となってしまう。
■老化または病気の原因に
私たち人間の身体には60兆個の細胞があり、それらが酸素を必要としています。酸素不足は細胞ひとつひとつに影響するので老化または病気の原因にもなりかねません。